美術館で会った友

日常

9月に入って 上野の美術館は 秋の公募展などで賑わっている。
公募展の一つ 主体美術展は 毎年見に行っているので 今年も
仕事終わりに 開催の当日 行ってみることにした。
レセプションのある日は 遠方から多くの出品者が上野に集合するのは
前々から 知っていたので 友達の一人に会えるかとも思っていた。
今年に入ってから その友人は 病気で入院したりしていたので
今年は 作品を出していないのかもしれないし 出したにしても
本人が来ることは無理かもとも 考えられたが とにかく見てみよう。

本人の作品は 6室に飾られていた。
出品できたのだと 一安心。
もしかして この近くにいるのかもしれないと 一応メールをしてみた。
来ていますか? 近くなら会えるかもしれない。とメールすると
返事が来て 会いましょうという事になった。
1室で待っていると 現れた。
期待が膨らんだ。
友は もうだいぶ年のせいか みるからに年相応の感じがした。
病気のせいもあるだろうが 予想をはるかに超えて 年配になっていた。
私も人のことは言えないが 相手も驚いたことだろう。
とにかくあって 話をしたところ 病気のせいで だいぶ健康に不安のようだ。
しかし 数年ぶりの再会は とても刺激的だった。
昔の思い出もほうふつとしてくる。
友は 良いものだ。
どんなに年をとっても 話が普通にできるというのは 幸せだと確信した。
またいつか 美術館で会えることもあるだろう。
とにかく お互いに健康でいようと 思った。

                               2026・9・7

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