結婚記念日

日常

つい最近 41年目の結婚記念日だった。
何を祝うわけでもないが ロマンチストの夫は 
結婚記念日だから 花でも買ってこようと 言った。
その言葉だけで 充分と言ったが 少しうれしかった。
少しどころか かなり嬉しかった。

幼馴染みで お互い小さい頃から知っていて 
かなり年を経て 急に結婚することになったので
いまだに 同志というか 友達という風な関係だ。
何を言っても 自分の方向を変えないし 
納得したことしかできない二人なので 結構自由な関係だ。

ちいさい頃 二人で手をつなぐ白黒の写真を 今も大切にしている。
結婚式は 少人数で 神社でおこなった。
知人友人が かなり集まってくれたのを 覚えている。

いろんな経験をして ともに歩んできたが
苦しかったことも乗り越えて 今はこの生活を選んでいる。
また 変化があるかもしれないが いい状態で続けよう。
結婚記念日を 忘れずに あの当時のことも忘れずに
これからも 二人で歩んでいこう。
                                (2023・9・28)

今日は 結婚記念日だ。
朝から 夫は機嫌がよく 元気にしており 結婚記念日だと言っていた。
午後になると 一人で買い物に行き 私に花束とケーキを買ってきた。
その優しさと思いやりに いつも感謝し 驚かされる。
バラの花束は 薄いピンクで たくさんのバラが きれいに飾られていた。

夕食後 二人で イチゴのケーキを美味しく食べた。
私と結婚してくれてありがとうと 感謝した。
毎年のことだが 記念日には 結婚の頃を思い出し 語り合う。
彼が バイクで 三国峠を越えてきて 初めて我が家に来たころの事
幼馴染で 存在はわかっていたが 親しくなったのは このころだった。
亡くなった父の世話を 彼が 親身になってしてくれたこと
結婚しても貧しかったが 一生懸命 二人で生きてきたこと
子供たちを分担しながら育ててきたことなどを思った。

今も お互いのことを知らない部分もあり 新しい発見もある。
強い人だと思っていたが 案外弱さがあったり 神経質だったり
完璧主義なのに ずぼらであったりする。
シニアになって お互い助け合うことが多くなったが
まあ元気でいれば 楽しく暮らせるだろう。
結婚記念日が これからも何回も続くように願っている。
                                (2024・9・26)

昨日は 2025年の結婚記念日だった。
毎年のことだが 必ずこの日は 何年か一緒に暮らしてきた二人のことを考える。
何とか 仲良く それぞれに自分の生き方をもって 暮らしてきたことに
感謝をしている。
夫が 今ある生活を 文句も言わずに 静かに暮らしているのを
どんな風に思っているのか 考えたが 一緒にいてくれるだけで
元気で 私を助けてくれるだけで 感謝のほかはない。
いつまでも元気に 二人で生きていこう。
                                2025・9・27 

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