お中元

日常

7月 8月はお中元の季節だ。
お盆の頃 8月15日頃までは 暑中見舞いや お中元で
それを過ぎて 立秋になると 残暑見舞いや 残暑お伺いなどが使える。

お中元は いつもお世話になっている人や 会社の関係者や 親せきや
親しく交際している人などに贈るものだ。
最近は そんなこともしなくてよいという思いで あまりこちらからは贈らない。
しかし 贈られてくると 礼状だけというのも気が引けるので
同額位のものを贈るようにして 気持ちを込めてお返しする。
親せきから ビールが来れば 夏のお菓子などを贈り
高級な果物が来れば 有名店の西京漬けや お菓子などにしている。

自分では これがいいと思っても なかなか難しく考え込んでしまうことが多い。
お返しとは 結構難しい。
先日知人の展覧会で小さな贈り物を頂いて 何も持っていかなかったので
お返しにとても困った。
もっとちゃんとしたものを贈れば こんなに悩まなかったのにと
ずーと気にかかっていた。
何とか知人から連絡が来たが もう誘われないかもしれないと不安も残っている。

昔 絵の先生が 大事な人に贈るものは 自分のすべてをつぎ込むくらいなものを
あげるのだと 言われたことがある。
その位大事なことだという事だ。
今でもそうなのだろうか。
気持ちはそうでも お金があふれるころの いわゆるバブル時代の考え方だ。
お金で なんでも気持ちを伝えるという時代は 終わったように思う。
お金も無くなっているのに 無理して威勢を張っても仕方ない。
できる限りのことはしたいが それはお金でなくてもいいと 思うようになった。
それで心が通じなくなるなら それはそれまでだと思うのだ。
だから あまり心配せず 不安がらずに 感謝と希望を込めて
贈りものはしたいものだ。
                                  (2024・7・23)

今年も お中元の季節になった。
親せきや 知人から 季節に合わせた美味しい果物や ビールなどが贈られてきた。
以前のように たくさんの人から送られてくることはないが 贈られてくると嬉しいものだ。
こちらも 何か喜ばれるものをと 前はデパートに行ったりして 苦労しながら選んだり
迷ったりして 贈ったものだ。
今は 郵便局のお中元から選び 贈るようになった。
送料が割り引かれているのが魅力的である。
それに 色んなものから選べるのもいいことだ。
気持が伝わればよいので あまり重い気分で選ぶのはやめた。
お中元も お歳暮も もうあまり考えるのはやめよう。
暑い日が続いているので 外出も控えたい。

                                   2025・7・24

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