一年の半分 6月(水無月)の末日30日は 夏越の大祓いの日だ。
以前は 毎年 神前で 祓いの行事を行っていたが
引っ越してからは それは無くなった。
やればいいと思うが 夫はもうしない。
6月と12月の最後の日は 罪汚れを祓い 次の月や年に備えて
新しい気持ちで始まるのだ。
お祓いは 小さく切った紙片と麻ひもを身体に降り注いだり
祓い幣で祓われたりする。
お祈りの祝詞もある。
みんなでお参りし 明日に備えるのだ。
どこの神社でもそれはやるので 一般の人も参拝する。
茅の輪くぐりもあったり 火をともして払うこともある。
昔から続き 色んな変遷も経て 今までやってきているのだろう。
そういう行事をやると こころも身体もすっきりするような気がする。
大切な行事だと思っている。
何かのきっかけで 自分の気持ちにけりをつけたり 新しく何か始めたりするのに
そういう行事があると はっきりしていい。
期日が 迫っていたり 目安を付けるにもいい機会だ。
何を始めようか 何を続けようか 思い切って新しくしてみようかなど
色んなことを考えて また新しくやり始めるのだ。
(2024・6・30)
今年も水無月の大祓いの日が やってきた。
普通は 午後から夕方お祭りがあるが 茅の輪くぐりと神社への参拝をしようと
二人で 午前中に いつもの神社に出かけた。
神社には 七夕も近いので 笹飾りがあり 短冊に色んな願い事を書いて飾られていた。
両脇にたくさん飾られた笹飾りの間を通り 茅の輪を左右に2回ほどくぐって
神社正面で参拝をした。
ことしも 夏越の祭りは 終えたようだ。
またすっきりした気持ちで 新しい月を迎えるのだ。
いろんな思いが蘇ってくるが 過去を懐かしむだけでいい。
過去には もう戻れないし 悔やんでも仕方がないし 後悔したり
人を恨んだりしても 前には進めない。
今をしっかり生きていこう。
新たな思いや すがすがしい気持ちで 明るく生きていくようにしたい。
連絡のない人たちのことも どうしているのか心配だが
何かあれば お知らせが来るだろうことを信じ 気にせずに生きていこう。
水無月の大祓いの ひと日を 大切に過ごした。
2025・6・30