夜になると 虫の音が 草原から うるさいくらいに聞こえる。
本当に秋だなあとつくづく思う。
すぐそばに植えてある 金木犀が咲き始めたのか いい匂いが
風の向きによって 気持ちいい。
虫はいつの間にか 秋を感じて 一斉に鳴くのだろう。
この前まで 暑さの中蝉が鳴きやまなかったが 今はもう聞こえない。
興梠や鈴虫 キリギリスは それぞれの声で 一生懸命に生きているのが解かる。
夜空の星を観たり 秋風の涼しさや 秋の夜長を読書に耽ったり
趣味の時間に使ったり 静かに過ごすのもいい。
いい季節だ。
今日はまた 心の声にも耳を傾け 今自分は何をしたいのか
何を求めて どこに向かっているのかなどを 考えたい。
時間は 長いようで 短い。
無駄にできる時間はないのだが なんとなくゆったりできるのは
秋の季節だからだろう。
今夜も同じ時間を過ごすだろうが 焦らず ゆっくり進んでみよう。
ダイエットは 気を許し過ぎて 元に戻ったので やり直しだ。
食をへらし 体力を維持しながら 減らすことに集中しよう。
美味しい秋の食べ物を 食べないようにして 励むのだ。
辛くても 結果を出そう。
虫の音を感じながら 夜を過ごす。
(2024・10・2)
暑い夏や 熱帯夜も 最近は影を潜め 一枚毛布を掛けないと夜が寒い。
急に来るから 準備をしていなかったので 靴下やカーデガンを引っ張り出した。
風邪を引いた影響もあって 寒気がするし 冷えると具合が悪くなる。
そんな中 夕方外に出ると 虫の音が あちこちから響いてきて うるさいほどだ。
都会では 鈴虫をかごに入れて 子供たちに 珍しいもののように見せたり
鳴く音を聞いたりしていたものだが こんなに虫の音が聞こえると普通になってくる。
ああ 鳴いてるな という具合である。
鈴虫も 興梠も 色んな虫が鳴いているのだが 草の中を探すことはない。
何時もある時は そんなに大切だったり 珍しかったりは 感じないのだ。
これは不思議なことだ。
生活の変化に 適応したり 環境の変化に 順応したり 人間は自由である。
小さな子供たちと接していると 色んな小さな生き物や植物に
すごく興味を持ち 面白がったり 気持ち悪がったり 大きな声で感動したりする。
そんな体験は とても大切なことだ。
柔らかな 心と体で 色んなものに興味を持って欲しいと願っている。
2025・10・3