今日は 面接の日だ。
午後からあるが 朝からそわそわしている。
久しぶりの体験に 不安と自信のなさが あふれだす。
どうにかならないかと思うが 逃げ出したくなる。
バスと電車などを乗り継ぎ 時間までに新しい場所に行くのは
面白いようで緊張するものだ。
この一週間の長さが 長く感じた。
そこに行くと シルバーの会館のようで 年寄りのたまり場だ。
たくさんの人が 音楽や 楽器や 勉強や 運動に集まっている。
面接の会場は おなじ袋を持った人が 心配そうに自分の番を待っている。
新入社員の面接ではないが 写真も撮られるので きちんとした服で来た。
だいぶ待っていたら おじいさんの面接官のところに案内された。
パンフレットに沿って お金を集金されたり 通帳を確かめたり
仕事の内容などを 親切に教えてくれた。
面接というより 内容の説明といったものだった。
シルバー人材センターは 重い仕事はないが 合間仕事や
家事手伝い的な 子供保護的な仕事が多い。
少しの時間を 地域のためや 奉仕活動のように使うそうだ。
それでもいい。
自分のこともやれて 人にもつくせたり お金も少しでもいただけたら
いいのではないかと思う。
夫にも やってみませんかと 勧めてはいるが どうも嫌そうだ。
自分だけでも とにかく 来年になったら 始めようと考えている。
(2024・12・16)
昨年のことを思い出すと 面接がすべての始まりだと思える。
シルバー人材センターに 入会を希望して 何か自分でできる仕事があるのかどうかを
不安の中 訪ねたことを思い出す。
それから 2週間後の年末に 会員の登録ができ 仕事も何とか見つけることが出来た。
面接は 慣れてはいなかったが 自分らしく人と相談できるような状態であればいい。
紹介された仕事場にも そこは保育園だったが 園長との面接があり
どんな服装がいいか 何を聞かれるのか 準備しながら 行ってみた。
面接には一人ではなかったので 少し安心感があり 今までの生活や
どんなふうに仕事をしていくのかを聞かれ 自分なりに答えた。
すでに 1年ほど経過するが 仕事が何とか続けられ 身体も何とかついてきているのを
有難く思っている。
3月末か 4月には また契約解除があるという心配もあるが
できるだけ続けられるといいと願っている。
調理の仕事もやっているが 相手の家の事情で 今日契約解除になった。
これも仕方のないことだが 不安ばかり考えないで 前向きにやっていきたい。
また新しい面接があるかもしれないので 頑張ろう。
2025・12・17
