相撲あれこれ

日常

九州場所が始まり 毎日 熱戦が 繰り広げられている。
勝ち負けがはっきりしているので 見ていて面白い。

好きな力士は 照ノ富士と貴景勝だが 今まででも 色んな力士を好きだった。
富士山の絵をよく描いていた 日馬富士も いい力士で応援した。
琴欧州も 外人ながら日本のいいところを良く知っている力士だと思う。

小さい頃 近所にアマチュア力士の 虎さんという人がいて
地方の民間団体で よく相撲大会に出ていた。
写真を撮っていて 化粧まわしなどもすごいデザインでお金をかけていた。
民間の相撲は 今はどうなっているのか全く知らないが 昔はよくあった。
あちこちで 強い人たちが休日になると 各地で集まり相撲をとっていた。
おそらく 勝ったら賞金ももらえたのかなと思う。
虎さんは 相撲の勝負になると 人には絶対に負けないと自負していた。
年齢とともに 体の具合も悪くなり いつの間にか相撲はしなくなったと 記憶している。

父たちも 指導している学生や青年たちと 相撲大会などがあった。
土俵を作り まわしをつけ 男同士で相撲を戦うのは すがすがしい気持ちになる。
今は 民間でアマチュア相撲があるが 普通の人が出ていることはないようだ。
スポーツになってしまったからだと思う。
何か ちょっと惜しい気もする。
神事であり 古典的な伝統が 形式になってしまうことは 惜しい気がする。

相撲はテレビで見て いろいろ批評しながら見ている。
自分が できるわけもないのに ここをもっと攻めればいいとか
押しが甘いとか わきが甘く踏み込みが弱いとか 好きなことを言って楽しむ。
もちろん すごいとか 誉め言葉もたくさん言っているのだ。
これからも 相撲を楽しんでいくことだろう。
                                 (2023・11・14) 

照ノ富士

横綱 照ノ富士は 大相撲名古屋場所で 今日も勝った。
今場所 9日目で全勝 未だ負けてない。

自分は 相撲の時間 テレビで 勝ち負けを予想したり
どうして勝てたか 負けたかを 各相撲力士の名前を見ながら分析する。
好きだが 夢中というわけでもない。
しかし 横綱照ノ富士は 毎日心配しながら どうか勝って欲しいと願い
夢中で見る。いわば 大ファンなのだ。
以前から 見ていて 満身創痍の体で 足で 腰で 腕で 
よく戦えるなあと思っている。
毎日が 身体の状態と 精神的なものが いかがかと心配であった。

今場所の照ノ富士は 見ていて 本当に よくやっていて
横綱らしさと 真剣さ 前に向かって誰が対戦相手でも 忠実に基本を守り
ひとつも逃げることなく まっすぐに向き合っている。
そして 力強く勝っている。
中々続けることはできないのに それをきちんとやっているのがすごいと感じる。
毎日 感動と興奮と 照ノ富士の素晴らしさが 涙が出るほど胸にしみる。
何と素晴らしい横綱で 相撲取りなのかと思う。

長く 応援してきたが 本当はひざや足が故障で 引退まで考えていた頃から
どんどん上がっていき 大関になり 横綱になって行く過程も 驚いていたものだ。
よく頑張れていたし ここまで 身体の故障は 大変だったことだろう。
いつも不安で 大丈夫かなあと心配しながら見るのだが 
本当に頑張っているので ますます好きになっていく。
これからも応援しながら 横綱を見守ってきたい。
頑張れ 照ノ富士!!
                                  (2024・7・22)

本場所

照ノ富士が引退し 現在は 大の里と豊昇龍が横綱となっている。
今場所は 豊昇龍が休場になったため 初横綱の大の里が一人で頑張っている。
負ける日もあるが 強い横綱である。
押しも強く 重心が低く 全勝もありと思っていたが なかなかそうはならないようだ。
今日は 年齢も最高の関取 玉鷲が 横綱と対戦し 勝ったのだ。
強い横綱ではあるが 早く地位を確保したために やはり慌てたり じっくり受けたり
色んな対処の仕方に まだ余地がありそうだ。
玉鷲は 面白くて相撲を取っているので 横綱や上位と相撲を取るのが楽しみで仕方ないそうだ。
本当に相撲が好きで 頑張っているのが よくわかる。
あと少しで 今場所も終わるが 誰が優勝するかは 混戦模様のようだ。
楽しみな事である。

                                    2025・7・22 


タイトルとURLをコピーしました