年齢と顔

日常

昔 きれいな人で 年を取ると全く違う人に見えることがある。
しかし 昔と同じ可愛い人もいる。
人によって 同じ年を重ねても 違いが出てくるのは不思議だ。
どうしてなのだろうか。

化粧や 髪型で 色々若く見せることは 簡単だが
普段の顔で 年寄りじみた服や 恰好をしていると
いかにも老人に見えるのは あまり好きではない。
若々しいと言われると 何か力が湧いてくるような気がする。
心は そんなに老けていないと思っても 子供から見ると
母も老けて老人になったとみているようだ。

以前友や先輩に 年齢が上だからと 気をつかったことがあるが
それは 失礼に当たるようだ。
自分がそうされたときは 少し嫌な気持ちになる。
病気のこともそうで どこか悪いのかと聞かれると 
本当の病気になったように思う。
できれば 元気で若いですねと言って欲しくなる。

年だからという言葉は あまり使わないほうがいい。
年に甘えているのかもしれない。
普通に 生活に張りをもって生きていれば 年は関係ないし
楽しく明るく おしゃれにも気をつかって 若々しく生きよう。
顔には 保水液や保水クリームを 常にたっぷり塗り
しわやシミが 目立たない工夫もしよう。
恋愛もして 刺激もしっかり受けて 趣味も持ち 会話が楽しく
できれば仕事と 運動もしたい。

欲望もしっかり持ちながら 新しい世界に向かっていこう。
                             (2024・4・5)

現在 外に出て仕事をするようになって 益々自分の年齢と顔について
気にかけるようになった。
家族に年相応に見られているが 現在の仕事場は 小さい子供と若い先生で
溢れている保育園なのだ。

シルバーから派遣されているので 年齢的には最高齢ともいえる。
外のベランダや階段を 掃いたり水を払ったり 子供の部屋の掃除をしたり
忙しく汗をかきながら動いていると 子供たちが珍しそうによく見ているし
笑いかけて話しかけてくるし 甘えてくる子もいて 楽しい。
先生も若い人が多く 見ているだけで 若さが美しくかわいらしく
子供たちと接する姿を 優しく感じる。

そのような環境で 働けることは とっても幸せで 年なんか考えず
できることは一生懸命にやりたくなる。
休みながらではあるが 動けることは精いっぱいにやっている。
なるたけ シニアという言い訳でごまかさないようにやっていくつもりだ。
けれど 子供たちにとっては 本当に年寄りに見えると思うが
それでも楽しい。頑張っていきたいものだ。

                             2025・4・24 

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